システム状態データのリストア

システム状態データのリストアのリカバリ プロセスは、通常のリカバリ プロセスと同じですが、違いが 1 つあります。[システム状態の保護]が有効になっている場合は、リカバリ時にリカバリ ソースの選択を促すメッセージが表示されます(以下の手順を参照してください)。

Arcserve RHA は、システム状態をリカバリする前に、まず同期処理などのアプリケーション データのリカバリが完了するまで待機します。リストア ソース マシンとして動作するレプリカを選択する必要があります。リストア プロセス中に、新しいシナリオが作成され、マスタ サーバとレプリカ サーバの役割が交代します。次に、シナリオはシステム状態のスナップショットを元のマスタに転送します。

システム状態データをリストアする方法

  1. Arcserve RHA マネージャで、システム状態データをリストアするシナリオを選択します。
  2. レプリカ ホストを選択します。
  3. ツールバーから[データのリストア]ボタンをクリックします。
  4. [システム状態の保護]が有効になっている場合は、[リカバリ ソース]ダイアログ ボックスが開きます。
  5. [アプリケーション データのリストア]および[システム状態のリストア]をクリックして[次へ]をクリックします。
  6. 注: [システム状態のリストア]のみを選択した場合は、アプリケーション リカバリ ポイントを選択することはできません。[システム状態の保護]を無効にすると、[リカバリ ソース]画面は表示されません。
  7. [リワインド ポイントの選択]ダイアログ ボックスが開きます。
  8. [リカバリ ポイントの選択]ダイアログ ボックスで、[リワインド ポイントの選択]をクリックして[リカバリ ポイントの選択]ダイアログ ボックスを開きます。
  9. 以下の基準を設定します。
  10. 時刻

    一覧から以前のバックアップ ポイントを選択します。

    リカバリ先

    データをデフォルトの場所にリカバリするか、特定の場所を参照します。

  11. [完了]ボタンをクリックします。
  12. レプリカを今すぐ再起動します。